学芸員課程の特別講義
学芸員課程の科目の一つ[博物館実習Ⅰ](3年生履修)で特別講義が行われました。本学・水田美術館の環境調査を担当してくださっている会社・関東港業の古河さんを講師にお迎えして、環境調査についてお話いただきました。環境調査は、文化財資料の収蔵・展示環境を調査して虫や不適切な温湿度などによる資料の劣化を防ぐために行うものです。観覧者として博物館を利用するだけでは知り得ない、けれども博物館の健全な運営に不可欠な仕事。害虫の標本やトラップ、酸アルカリ度の調査器具などもみせていただき、皆興味津々で聞き入っていました。

[講義の様子]
[粉塵、二酸化炭素濃度などの測定器の扱いについて教えていただく]
これまでは学術的な観点で作品の管理方法を学んでいたが、環境調査専門の業者の方のお話は実践的な観点からで勉強になった。空気中の粉塵まで調査対象なのは驚いた。文化財はデリケートなものとあらためて思った。(国際文化学科3年、木本)
実際に調査で使っている機械をみせて、その場で実際に使ってくださったので、とてもよく分かった。害虫の標本をみれたことも、良かった。(国際文化学科3年、高橋)
授業では学芸員資格について知識は得られるが、機器にふれるチャンスはないので、とても勉強になった。(国際文化学科3年、肥田)
今回のお話をきいて、あらためて保存と管理の大切さを認識した。また、どう保存、管理すべきか、うまくいっていないときどうするべきか、について具体的で詳しいことを教えていただけて勉強になった。(国際文化学科3年、植田)
環境調査といっても、昆虫生息調査、気相調査とさまざまなものがあり、驚いた。また、環境調査をしてデータを出せば終わりではないこと、またデータを元に対策をとるにもさまざまな方法があることも知った。専門的な話で、少し難しいと感じたところもあるが、お話を聞けて良かった。(国際文化学科3年、鈴木)
美術館、博物館に関わる仕事は、学芸員だけではない、ということがあらためて分かった。学芸員資格を活用できる一般企業に興味がわいた。(国際文化学科3年、佐々木)
美術館、博物館の施設環境について、授業で、また水田美術館の学芸員の方から、常に湿度と温度に気を配らなくてならないと聞いていたが、どう気をつけるのかが分かった。また、虫については、自分は美術館、博物館の中には虫なんていないと思いこんでいたが、よく考えてみれば、どこからでもはいりこめるもの。それらの虫が1種類の方法で駆除できず、それぞれに応じた方法で滅することを知った。視野が広がってとても勉強になった。(国際文化学科3年、荒谷)
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